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2009年7月 アーカイブ

2009年7月 3日

日本における餓死

成人では基礎代謝量は1日およそ1600キロカロリーであるが、栄養摂取量が減少すると1200キロカロリーに落ち、延命を図ろうとする生理的反応が起こる。栄養が欠乏するとまず筋肉が分解されたんぱく質として利用され、次に脂肪がエネルギーとして利用される。これにより、水分の補給があれば絶食状態で1~2ヶ月程度生存でき、この限界を越えれば餓死に至る。

ただし、肥満の人(脂肪の貯蓄の多い人)はこれより長く生存できる。痩せた人(脂肪の貯蓄の少ない人)はこれより短めで死に至ると考えられる。餓死は体内の脂肪を使い切った後に起こるものであり、(水分の補給があれば)肥満状態の人間が餓死することは無い。肥満の場合、まずは脂肪を使い切る期間を経た上で餓死に向かう。脂肪量によっては3~4ヶ月以上かかることもある。水だけで3ヶ月以上生存するというのは信じ難いかも知れないが、同じ哺乳類である熊などは脂肪を蓄えた状態で冬眠して数ヶ月すごすので決して無理な数字ではない。ただしあくまで生存が可能であるというだけで、健康な状態を維持することは不可能に近い。

食糧事情の悪い場所や時代において、心ならずも餓死する例は歴史上数多く見られる。自殺手段として他からの援助の手を一切拒み餓死するのには、他の手段に比べ相当の絶望と決意を要すると思われ、極めて稀である。またハンガー・ストライキの結果として餓死する場合もある。

日本では第二次世界大戦を通して、戦死者よりも多い数の餓死者が発生した。終戦直後には法を守る立場からヤミ米を拒否し、配給だけで生活しようとして餓死した山口良忠判事が有名となった。 一方豊かな時代であるはずの平成になってからも、生活保護を受けず/受けられずに餓死する例、子どもが保護者から虐待を受け食事を与えられずに餓死する事件等が発生している。前者の例は格差の増大の例とされることもある。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

飽食と言われる日本の現代でも、餓死があるようです。大変痛ましいです。

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